渇水の広瀬本流を友人と歩く
今年の少なかった降雪量の影響が本当に深刻
本流域が普段の年では絶対見せないような光景になっている
普段なら川底にある岩盤や馬の瀬の露出が激しい
普段の年なら今頃から盛期を迎えるが魚達はすでに相当神経質になっている
例年の盛期である今時期は自分の好きな釣りで楽しく魚と遊んでいた
一番好きな軽量バルサミノーでのサブサーフェスの釣り
しかし今年は魚が表層までルアーを突き上げてくれるほど陽気な状態ではないのだ
ルアーの選択と誘いにも少し工夫をしながら釣りをしなくては釣果を得るのが難しい
ヘビーシンキングミノーの威力はわかるけれど操作性の悪さが釣りを面白くなくしていまう
僕はそんな時は少し潜るRX50MDSを選択して魚の興味を盛大に引くようにアクションを掛けて魚を釣る
MDSは潜ると言っても視界からルアーのフラッシングが消えてしまうほど潜るわけではない
自分がほしい丁度良い深度を稼いでくれるルアーである
ロッドワーク次第で深度を自在に操れる便利なルアーでもある
アクションは細かいトゥイッチはしない
ストレートリトリーブに時々ジャークを入れてルアーをパッパとダート気味にずらす
そうして活性の上がらない魚に興味をひかせるように見せてやる
そこからチェイスしてきた魚をテクニックを駆使してバイトまで持ち込む
この一連の流れはサブサーフェスでの釣りと変わらない楽しさがあると僕は思っている
魚のチェイスの質を読み、どう誘うかを決める
沢山経験するとどうすればその魚に口を使わせることが出来るかがわかるようになる
もちろん全てではないしわからない魚も沢山居るけれどなんとなくそんな気がするのだ(笑)
そうやって色んなことを感じ魚を誘い掛ければそれだけでもう十分満足してしまう
沢山釣れなくても大きな魚が掛からなくても思い通りの釣りで魚を掛ける事が出来れば僕はそれで満足なのだ
本当に渋い中幾つかの魚を掛けた
この美しい広瀬ヤマメを見ることが出来ればそれ以上を僕が求めることはない
Makro-Planar T* 50mm f2
難しかったけれど良く笑った幸せな釣行でした